釜戸小屋がある道の駅ビオスおおがた物産館「ひなたや」
毎日のご飯は、5升炊きの大きな釜で薪を使って、時間をかけてゆっくりと炊きます

橘川のお米作り
























ひなたやのこだわり釜戸小屋




ひなたやには釜戸があります。


「道の駅のご飯が釜戸で炊かれているなんて珍しい」
と皆さん驚かれますが、
創業以来毎日、ご飯は薪釜で炊いています。



今の時代は、
電気釜のスイッチポをンと押すだけで
おいしいご飯が出来上がります。
ずいぶんと便利になって、
電気やガスに任せていたら、
人が傍にいなくても
勝手においしく炊きあげてくれる時代へと変わりました。


なのに、ひなたやは釜戸をつくりました。
しかも燃料は薪です。

だから、ひなたやの釜戸は、
だれかが傍についていないと
勝手には炊き上げてはくれません。



 

釜戸炊きのご飯は、
炊く人や、
その日の気温や天候によって火加減が変わり、
調整が難しい日があます。
炊きあがりにも違いがでるので、
「今日は上手く炊けたかな?」
蓋をあけるまで不安でドキドキしてしまいます。
また、火を引くタイミングが遅れると、
たっぷりとお焦げをつくってしまう時もあります。


ひなたやがオープンしたばかりの
まだ釜戸を上手に使えなかった頃は、
釜の底とおんなじ形のお焦げをつくって
大笑いしたこともありました。



ひなたやのご飯は、
母やそのまた母の時代のように、
釜戸に向かって火加減を見ながら薪をくべ、
火を引くタイミングを見極め、
じっくりと蒸らして
釜の余熱で炊き上げます。

また、ひなたやは、
そんな風に手間暇かけて仕上げていく、
人の仕事がとても素敵なことだと思っています。


誰でも同じ様に
失敗なく炊きあがる電気やガスのお釜と比べると、
ひなたやの釜戸は
毎日ご機嫌をとるのに大変です。



 

朝4:30

早朝から社長がやってきます。

 

今朝も一番釜を炊くのは社長。

黒潮町の大方橘川地域の方々が
丹精込めて作ってくれた
ヒノヒカリと十和錦をブレンドしたお米を量って、
一番釜を炊く準備を始めます。

流水で洗われた米は
1時間ほど適量の水に浸してから
釜に移し炊き上げます。

 

はじめちょろちょろ なか ぱっぱ

ぐずぐず時に 火を引いて

赤子泣いても 蓋とるな

 

昔、

ご飯を炊くおばあちゃんの横で聞いた通りにやってみると、
おいしい釜戸炊きのご飯が仕上がります。
 

ひなたやがオープンしてから7年間
毎日炊きつづけてきた釜は、
この春リニューアルして、
別棟の釜戸小屋を造り、
大きな2つの5升釜を据えました。


GWやお盆の時期、
多い日には3斗(1升の30倍)ものご飯を炊く事もあります。

冬は暖かくて良いのですが
夏の暑い日には、
釜戸当番の鍛さんは真っ赤な顔をして
釜の番をします。
昼を過ぎる頃には、
暑さにやられてヘトヘトになってしまいます。

 

それでも、
ひなたやはこの薪釜をつかって人の力で、
ゆっくりと
時間をかけて、


本物の釜戸炊きのご飯を
炊き続けていきたいと思います。

そして、

これからも皆様に心を込めて炊き上げた、
ちょっと昔を思い出させるような
あったかいご飯を食べて頂きたいと思っています。

 

平成23619日
                           (創業7年目を記念して)



 追記

最近は社長(土居)や私(坂本)、鍛さん以外にも 
西尾さんや尾崎さんもご飯を炊けるようになって、
釜戸チームはご飯の炊き方談議に花を咲かせています。

ひなたやには
新しい
釜戸職人がたくさん
育ってきています。

釜戸当番
西尾さん


坂本さん

鍛さん




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